ものづくりを
「楽しむ」「極める」「役立てる」
キラリと光る
航空宇宙技能集団を目指して
キラリと光る航空宇宙技能集団を目指して
ものづくりを「楽しむ」「極める」「役立てる」
企業情報
幅広い職種の「ものづくり企業」が集積する”にかほ市”において、金属加工業として古い歴史を持ち、現在精鋭40名で営む「にかほ市でもっとも勢いのある町工場」のひとつが”有限会社 ながぬま”です。
溶接、機械加工、アルミフレームと部門別に市内3拠点で事業を展開しており、内部コミュニケーションが密で小回りの利く顧客対応が可能となっております。
これまで月2～3回、県内外の商談会へ参加し成長分野へのアプローチを継続して参りました。その努力の積み上げで、現在約250社のお客様にお取引を頂いております。
| 代表者 | 代表取締役 長沼 彰 |
|---|---|
| 創業 | 1959年（昭和34）04月01日 |
| 設立 | 1966年（昭和41）05月13日 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 従業員 | 40名 |
| 事業所 |
|
| 事業内容 | 航空機部品製造、半導体生産設備製造、食品設備付帯品製造、めっきライン装置製造、圧力容器製造、医療機器部品 他 |
企業理念
弊社では”ものづくりを「楽しむ」「極める」「役立てる」”という経営理念を掲げ、「キラリと光る航空宇宙技能集団を目指す」と共に日々お客様の期待に応え続けております。
経営理念
ものづくりを「楽しむ」「極める」「役立てる」
社訓
誠意 / 信用 / 和
品質方針
- お客様も自分も満足度の高い品質を目指していく
- QMSをスパイラルアップさせていく
- 法令を遵守していく
ながぬまの特徴
弊社の特徴をご紹介いたします。秋田県にかほ市は首都圏からは少々距離がございます。
弊社は溶接品質を特に重視していることもあり、価格競争がちょっとだけ苦手です。
① 田舎にあり首都圏からは少し遠い
② 高い品質には自信あり
③ 価格競争はちょっとだけ苦手
幅広い業界のお客様にお取引頂いている理由は…
幅広い業界の250社を超えるお客様にお取引いただいている理由は、以下の5つのポイントが挙げられます。
「ー品もの」がとても得意でワンストップ体制が確立していること、技術と品質がお客様のニーズと合致していること、図面を読み解く力のある優秀で前向きなスタッフによるお客様への対応力の高さにあります。
- 「一品もの」をワンストップ体制で製作
- 蓄積してきた職人技術
- 品質マネジメントシステムによる品質管理
- 図面を読み解き生産管理
- スタッフ全員職人気質
1. 「一品もの」をワンストップ体制で製作
リピート品の製作割合が極端に少なく、日替わり弁当の様に毎日違う「ものづくり」を手掛けております。
1. 一品もの（特注品）に特化
「―品もの」がとても得意でワンストップ体制が確立しており、幅広い材質に対応できます。
2. ワンストップ（一社完結）体制
材料手配／レーザー切断／曲げ／溶接／焼鈍／ショットブラスト／機械加工／表面処理／組立て
3. 幅広い材質に対応
ステンレス／鉄／アルミ／チタン／銅／ステライト／ハステロイ／パーマロイなど
お客様のメリット
これまでノコギリ式の発注形態だった場合、弊社の一貫生産体制で大幅にリードタイムと管理コストを削減することができます。
2. 蓄積してきた職人技術
ものづくりに60年以上培ってきた創意工夫のノウハウが確かな技術を支えます。
美しい溶接・焼鈍ショットブラスト・複雑形状への機械加工を、一貫生産できる高度複合加工技術にしっかりと組み込みます。
1. 溶接部門
- 国家資格技能者の高度な職人技とノウハウによる、高品質の製品
- 次世代放射光施設向け耐真空溶接技術の研究など、新たな溶接技術への取り組み
2. 機械加工部門
様々なニーズに対応する設備・機械
3D-CAD/CAM／同時５軸複合加工機／テーブル型横中ぐりフライス盤／CNC三次元測定機など
3. 熱処理・ショットブラスト
4. 高度複合加工
溶接・機械部門の総合力で、難削材の大型・複雑形状の溶接構造物に機械加工を行うなど、高度な加工に対応
3. 品質マネジメントシステムによる品質管理
ISO9001はもちろんのこと、JISQ9100航空宇宙・品質マネジメントシステムに裏打ちされた信頼の品質と生産体制が確立されています。
1. 品質保証体制
ISO9001／JISQ9100（＊）認証取得済み
＊航空宇宙・防衛産業において製品・サービスの安全性を確保し信頼性を向上させるための品質マネジメントシステムの国際規格。
認証取得企業の品質信頼性と製品提供能力を対外的に証明致します。
2. 生産管理システム
航空機メーカー「ボーイング社」認定の生産管理システムにより、生産から品質検査までを統合的に管理するシステムを確立しています。
4. 図面を読み解き生産管理
これまで培われてきた図面読解能力を活かして、加工中不具合が発生しそうな箇所を事前に見つけ出し、お客様と図面を介してきめ細かなすり合わせを行い手戻りや材料の毀損を最小限に抑えます。
- 図面どおりに製作するのは当たり前のこと考え、図面に隠れた品質、コスト、納期に悪い影響を与えそうな要因を見つけ出しより良い製品を製作するよう生産管理しています。
- 年間約15,000枚に及ぶ図面の読み解きを通じて、加工中に不具合が発生しそうな箇所を事前に見つけ出し、不具合が出ないように加工段階で様々な工夫を施すノウハウを有しています。
- 作業着手前、作業中も、お客様と図面を介してきめ細かなすり合わせを行い、手戻りや材料の毀損を最小限に抑えます。
5. 全てのスタッフが職人気質
前向きなスタッフによる、お客様への対応力の高さには自信があります。
- 製造部門と管理部門のスタッフは、常にコミュニケーションをとりながら素早い対応を可能としています。
- 全てのスタッフが技術を磨きノウハウを蓄積し、お客様の要求に高い品質で応えられるよう努力しています。
- ながぬまでは、仕事に「楽しむ」事を見出し、仕事を「極める」事を心がけ、お客様と社会に「役立てる」よう取り組んでいます。
- 困難な仕事に手応えを感じ、職人技術を最大限に活かせるよう前向きに取り組んでいるスタッフばかりです。
- 是非一度「キラリと光る航空宇宙技能集団」ながぬまに、お力試しをさせて下さい。
ながぬまの基盤となる仕組み
ながぬまの特徴を纏めますと、三つの加工技術、加工技術を支える図面読込能力、全ての仕事の工程をモニタリング／コントロールし、品質の向上と不良を出さない仕組みを構築しているところにあります。
1. 三つの加工技術
①高度熟練技能者の溶接技術、②複雑形状における機械加工技術、③熱処理技術
2. 加工技術を支える図面読込能力
3. 品質管理 ISO9001/JISQ9100
全ての仕事の工程をモニタリング／コントロールし、品質の向上、不良を出さない仕組みを構築している。
企業沿革
弊社の沿革です。
近年はものづくり補助金を連続で活用するケースが増え、順調に生産能力や品質保証体制を強化し続けております。
また、年表2006年の秋田輸送機コンソーシアム参入をきっかけに、2016年よりボーイング社認定の「生産管理システム777」を導入し、生産管理の一元化を進めました。
2018年にはバーコードリーダーハンディターミナルを25台導入し、製造プロセスの見える化にも成功しました。
JISQ9100の認証取得により、近年は飛行機の機体部品やジェットエンジン部品、また医療機器部品の需要も徐々に増えております。
将来は宇宙分野や次世代放射光施設、更にはILC加速器関連製品の需要を取り込んでいきたいと考えております。
また、昨年からはT専門家の指導を受け、経理部講買部生産管理部においてRPA導入による重複作業削減案やペーパーレス化の推進などAI&IOTの活用方法を学び、今後5年以内には「事務仕事のNC化の実現」を目標として取り組んでいます。
| 1959年 | 長沼留次郎がTDK設備の保守・点検・整備等のメンテンス業務で創業した |
| 1966年 | 有限会社長沼製作所設立 TDKフェライト事業部の電気炉の修理等を手掛ける |
| 1975年 | 象潟南部漁協組合建屋にて船舶の溶接補修を請け負う |
| 1980年 | 坪貝工場増設 製缶板金事業を立ち上げる |
| 1984年 | 秋田県で初めてレーザー加工機導入をし、ステンレス装飾板金の製造を請け負う |
| 1987年 | 横根工場を増設し、日立精機株式会社の電気組立部門事業を開始する |
| 1989年 | 長沼紀彰が取締役社長に就任する |
| 1991年 | 横根工場新設 機械加工事業を開始する |
| 2003年 | 横根工場増設 レーザー加工機を更新し、材料切断スピードの向上を図った |
| 2006年 | 秋田輸送機コンソーシアム参入 |
| 2007年 | あきた環境優良事業所認定(レベルI)された |
| 2007年 | にかほ市画書面に機械加工場を移転した |
| 2007年 | 横根事業所の製缶作業をライン化した |
| 2008年 | 製缶分野と食品機械関連分野の業界へ進出を果たした |
| 2009年 | 電気熱処理炉を自社製作し、溶接構造物の焼鈍処理を内製化した |
| 2010年 | レーザー加工機を更新し、材料切断スピードの更なる向上を図った |
| 2012年 | ISO9001認証取得により品質マネジメントシステムを構築する |
| 2013年 | ワイヤー放電加工機を導入し、ワイヤーカットを内製化した （H24ものづくり補助金事業） |
| 2015年 | 生産管理システムを導入し、IT経営に着手した |
| 2016年 | 国際化促進インターンシップ事業を実施し、マレーシアから研修生受け入れた |
| 2016年 | ファイバーレーザー溶接機を導入しアルミの薄板溶接を内製化した （秋田県H28がんばる中小企業応援事業） |
| 2017年 | 3D CAD/CAMを導入し3D加工に対応した （H28ものづくり補助金事業） |
| 2017年 | テーブル形横中ぐり盤を導入し、溶接構造物の機械加工対応力を強化した （H28ものづくり補助金事業） |
| 2018年 | 生産管理システムにハンディターミナルを拡張し、ものづくりの見える化を実現した |
| 2018年 | CNC三次元測定機を導入し、品質保証体制を構築した （H29ものづくり補助金事業） |
| 2018年 | 3D CADを導入し、複数メーカーの3D CAMデータに対応した |
| 2019年 | 長沼彰が取締役社長に就任する |
| 2019年 | 同時5軸複合加工機を導入し、航空宇宙分野と医療分野の製品製造に対応した （H30ものづくり補助金事業） |
| 2019年 | 航空宇宙・品質マネジメントシステムJISQ9100認証取得により、航空宇宙分野の品質に対応した |
| 2020年 | 医療機器マネジメントシステムISO13845認証取得に着手した |
| 2020年 | ワイドエリア三次元測定機導入、航空宇宙分野と医療分野の品質保証に対応する （R2かがやく未来型中小企業応援事業採択） |
| 2020年 | 経済産業省より地域未来牽引企業に選定される |
| 2021年 | ロングストローク式自動丸鋸切断機導入、アルミフレーム事業の生産性向上を図る （R2かがやく未来型中小企業応援事業） |
| 2021年 | 3Dスキャナ型三次元測定機 VL-500導入 |
| 2022年 | ファイバーレーザーマシン導入予定、板材切断加工の生産性向上を図る （R3先進的省エネルギー投資促進支援事業費補助金採択） |
| 2024年 | 社名を「有限会社 ながぬま」に改名 |
公的補助金採択実績
公的補助金事業のこれまでの採択実績です。
| 採択年度 | 補助金名称 | 設備名 | 型式 |
|---|---|---|---|
| 平成24年度 | ものづくり補助金 | ワイヤー放電加工機 | MV2400R |
| 平成28年度 | 秋田県がんばる中小企業応援事業 | ファイバーレーザー溶接機 | V-HF2000 |
| 平成28年度 | ものづくり補助金 | CAD/CAMシステム | Mastercam |
| 平成28年度 | ものづくり補助金 | テーブル形横中ぐりフライス盤 | BTD-200QH |
| 平成29年度 | ものづくり補助金 | CNC三次元測定機 | CRYSTA-Apex S916840091269 |
| 平成30年度 | ものづくり補助金 | 同時5軸複合加工機 | NTX3000/1500 2nd Generation |
| 令和2年度 | かがやく未来型中小企業応援事業 | ワイドエリア三次元測定機 | WM-3000 |
| 令和2年度 | かがやく未来型中小企業応援事業 | ロングストローク式自動丸鋸切断機 | TK2M-16G |
| 令和3年度 | 先進的省エネルギー投資促進支援事業費補助金 | ファイバーレーザーマシン | ENSIS3015AJ（6kw） |
保有設備
弊社保有設備の一覧です。
色付きの箇所は補助金事業で導入した設備になります。
| 設備名 | 型式 | メーカー | スペック | 3D設計ソフトウェア | SOLIDWORKS 2021 | ゼネテック | Professional |
|---|---|---|---|
| CAD/CAMシステム | Mastercam 2021 | ゼネテック | Mill 3D Multi-Axis | 3Dスキャナ型 三次元測定機 | VL-500 | キーエンス | X600 Y600 Z300 |
| ワイドエリア三次元測定機 | WM-3000 | キーエンス | Φ10ｍ範囲内 |
| CNC三次元測定機 | CRYSTA-Apex S916840091269 | ミツトヨ | X900 Y1600 Z800 |
| 同時5軸複合加工機 | NTX3000/1500 2nd | DMG森精機 | X675 Y300 Z1562 | 複合NC旋盤 | NL2000MC/500 | 森精機 | X260 Z590 | 複合NC旋盤 | NL3000MC/700 | 森精機 | X280 Z820 | NC旋盤 | CL-20A | 森精機 | X190 Z370 | 汎用旋盤 | MS850 | 森精機 | チャック径Φ232 | 汎用旋盤 | LEOG-125A | ワシノ機械 | チャック径Φ273 | 汎用旋盤 | 4.L.07 | 山崎鉄工 | チャック径Φ273 |
| テーブル形横中ぐりフライス盤 | BTD-200QH | 東芝機械 | X1500 Y1200 Z700 W400 | 横型マシニングセンタ | SH-503/50 | 森精機 | X630 Y630 Z945 | 立型マシニングセンタ | FNC1710-A20 | 牧野フライス | X1700 Y800 Z700 | 立型マシニングセンタ | VCN5150C-Ⅱ | ヤマザキマザック | X1000 Y400 Z500 | NCフライス盤 | VHR-AN | 静岡鐵工所 | X700 Y320 Z400 | NCフライス盤 | AN-SR | 静岡鐵工所 | X700 Y400 Z400 | 汎用フライス盤 | 2MW-V | 日立精工 | X700 Y300 Z400 | 精密平面研削盤 | GHL-B306N | 日立精工 | X600 Y300 Z300 |
| ワイヤー放電加工機 | MV2400R | 三菱 | X600 Y450 Z300 | レーザー加工機 | FOM22412NT | アマダ | 4KW 4’×8’板 | スケアシャーリング | ADH525 | 相澤鉄工所 | 4.5ｔ×4’×8’板 | コーナーシャー | CSW-220 | アマダ | ＳＳ/3.2ｔ、ＳＵＳ/2.0ｔ | プレスブレーキ | HD-1303NT | アマダ | 130TON | CNCサーボブレーキ | APB-4013 | 相澤鉄工所 | 40TON | セットプレス | SP-30 | アマダ | 30TON | バンドソーマシン | HK400 | アマダ | Max 400ｍｍ | バンドソーマシン | SCH-25SAⅡ | ニコテック | Max 250ｍｍ | コンタマシーン | NCC-500 | ニコテック | Max 500ｍｍ |
| ファイバーレーザー溶接機 | V-HF2000 | WEL-KEN | 500W | YAGレーザー溶接機 | YLR-1500Ⅱ | アマダ | 1000W | TIG溶接機 | 500GP | Panasonic、ダイヘン | 500A | 半自動溶接機 | WB-P500L(S-1) | Panasonic、ダイヘン | 500A | アーク溶接機 | BP500 | Panasonic、ダイヘン | 500A | 足踏式スポット溶接機 | YF-0109M | 松下電器 | 3.2ｔ | ポジショナー | POK-10 | 松本機械 | Max1000ｋｇ | パイプ加工機 | PA-Ⅲ | ワイエス | えぐりΦ12.7～Φ114.3、角度0°～114° | 電気熱処理炉 | NS-1000 | ながぬま | X1000 Y1000 Z1000 Max1300℃ | 電気熱処理炉 | NS-500 | ながぬま | X500 Y500 Z500 Max1300℃ | ショットブラスト | STB-2RC型 | 新東工業 | Max Φ1000 Z800 |
| ロングストローク式自動丸鋸切断機 | TK2M-16G | 津根精機 | 板状材 15 x 600 mm/角中空材 100 x 600 mm | ラジアルボール盤 | TRD-800C | 東亜機械 | 卓上ボール盤 | KIRA | Φ13 100V |
認証資格（取得実績）
弊社有資格認証取得の実績です。
何かテーマがございましたら是非一度お力試しさせて下さい。
- JIS（ISO14731）/WES8103溶接管理技術者（2級）
- IIW 国際溶接技術者（IWS）
- WES8107 溶接作業指導者
- 普通ボイラー溶接士
- JIS Z 3821認定 （TN-FP）
- JIS Z 2305認定 （浸透探傷レベル1）
- 工場板金（機械板金） 1級技能士
- 工場板金（機械板金） 2級技能士
- 機械加工（普通旋盤作業） 1級技能士
- 機械加工（フライス盤作業） 3級技能士
- 機械加工（マシニングセンタ作業） 2級技能士
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